札幌大通地下ギャラリー 500m美術館

展覧会情報

Exhibition

500m美術館 Vol.5

The Wall Street Diary

2012年11月10日(土)~11月30日(金)

500m美術館vol.5は、11月10日よりNadegata Instant Partyのソロプロジェクト「The Wall Street Diary」を開催します。
現在、国内外で数多くのアートプロジェクトを推進しているアーティスト・ユニットNadegata Instant Partyが、札幌・北海道をリサーチしながら約3週間のアーティスト・イン・レジデンス(滞在制作プログラム)を行います。
Nadegata Instant Party は、札幌市内のギャラリーCAI02を制作スタジオにして、
ワークショップ・スタッフとともに作品(日記)を制作し、搬入展示を3日に1度行い(主に月曜日、木曜日)バスセンター側から展開していきます。最初は何もない500m美術館の壁が、時間と共に変化・成長していく過程(プロセス)が見える制作展示となります。
約3週間という長い時間をかけて500m美術館の壁が徐々に作られていくプロセスを見守りながら、2012年12月1日(土)からはじまる展覧会「The Wall Street Diary」を、楽しみに待ちたいと思います。

500m美術館企画委員会


■滞在制作期間
2012年11月10日(土)~11月30日(金)
■滞在制作スタジオ
CAI02(札幌市中央区大通西5丁目昭和ビルB2 地下鉄大通駅1番出口直結)
■展覧会会期
2012年12月1日(土)~2013年1月22日(火)


Nadegata Instant Party からのメッセージ
札幌市のみなさん、はじめまして。
私たちは、中崎透と山城大督、野田智子からなる3人組のアーティストユニット「Nadegata Instant Party」です。
今年の5月まだ新緑の美しい時期に、札幌大通り地下コンコースにある「500m美術館」を訪れました。
駅と駅を結ぶ500mの壁面は、どこまでいってもずっと続いていく直線の空間で、この特徴的な場所を使って作品を作るなんて前代未聞の試み。今からとてもワクワクしています。
今回のプロジェクトは、約3週間札幌に滞在しながら日々の中で起こった出来事を、文字や写真、絵を使って日記形式で書き綴るというもの。
少しずつ私たちの日常が、500mの壁に更新されていきます。プロジェクト名は《The Wall Street Diary》っていいます。
しかし、読んでいくと綴られた日記は少し変!
本当にあった出来事なのか妄想なのか、摩訶不思議な「私小説」にもなっています。
多目的の人々が通行する公共空間の中に、日々更新されていく一風変わった物語を編み出します。
滞在時期の11月はきっと札幌は冬景色で、地下道は多くの人で賑わっている頃でしょうか。
まだ見ぬ日々を楽しみにしています。

Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)

開催概要

時間:
7:30~22:00
会場:
札幌大通地下ギャラリー500m美術館
住所:
札幌市中央区大通西1丁目〜東2丁目(札幌地下鉄大通駅~バスセンター前駅間 地下コンコース内)
主催:
札幌市

Event

関連イベント

トーク:さっぽろの都心まちづくりを考える連続フォーラム003 「公共空間とアート・デザイン」

2013年1月22日まで、500m美術館vol.5「The Wall Street Diary」を開催していたナデガタインスタントパーティーが「公共空間とアート」をテーマに、500m美術館での展示の話、市民参加型プロジェクトなどについてトークを行います。

日時:2013年1月24日(木) 19:00~21:00
会場:札幌駅前通地下歩行空間/北3条交差点広場(西)
入場:無料
スピーカー:Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)
モデレーター:S-AIR(柴田尚、高橋喜代史)
主催:札幌駅前通まちづくり株式会社
後援:札幌市