朝倉毅

ASAKURA Tsuyoshi

1998 年　北海道札幌市生まれ
2023年　金沢美術工芸大学大学院修士課程絵画専攻 修了
現在石川県金沢市を拠点に活動。
美術制作、インストールや図化工作講師の経験などから広域的な治具（jig）への関心がある。矩形やグリッドと自身の身体や状況を相似的に考え、いくつもの時間の関心とそれらに通底する事柄を見つつ、シリアスとユーモアを伴った転倒や転回（展開）をする。

画像：「解釈のアンソロジー/誤読の楔」／2023年／サイズ可変／ミクストメディア、映像（60分）

岡碧幸

OKA Miyuki

事物の並び替えによって解体される文脈と生成される意味に注目しながら、インスタレーションや映像を制作、実験的デザインやパフォーマンス的介入を行う。近年の個展に「イン・サイチュ・絶対」（クマ財団ギャラリー、東京、2024）、「立体交差」（空間、札幌、2024）、グループ展に「Theater der Welt (United Institute)」（応用美術館ほか、フランクフルト、2023）、「Künstlerische Projekte rund um den Olympiasee」（オリンピアパーク、ミュンヘン、2022）。英ロイヤルカレッジオブアート修了（MA）。武蔵野美術大学特任研究員。

画像：「本番」2024年／映像（25分）、音、ステージ、ベンチ

高橋直宏

TAKAHASHI Naohiro

1991年　北海道岩見沢市に生まれる
2015年　金沢美術工芸大学 美術工芸学部 美術科 彫刻専攻　卒業
2017年　金沢美術工芸大学大学院 美術工芸研究科 修士課程 彫刻専攻 彫刻コース 修了
2020年　金沢美術工芸大学大学院 博士後期課程 美術工芸研究科 彫刻分野 満期退学　博士(芸術)学位取得

画像：「聖別」2024年／H1860×W450×D400mm／木、蝶番、ゴムチューブ　

舘田美玖

TATEDA Miku

1995年　青森県青森市に生まれる
2021年　金沢美術工芸大学 美術工芸研究科 修士課程 絵画専攻 修了
点や線などの抽象的な要素を用いて、複数のタイムラインが交錯しながら変容する絵画を制作する。派生としてアニメーションや声の多重録音も制作する。
主な展示に、「VOCA 展 2022」(上野の森美術館・2022年)、「モノゲン堂の小さな展覧会 どうすればゆらゆらにさわれる?」(モノゲン堂 / 珈琲・2023年)等。

画像：「Touch Your Eyes》2022年／163×399cm／キャンバスに油彩

堀江理人

HORIE Michito

1995年札幌生まれ。日々の暮らしの中で見過ごされてしまいがちな、誰からも評価されず、しかしながら誰かがやらねばならない仕事─介護であり、コンビニアルバイトであり─を主題とする絵画を制作する。近年の個展に「疲労　The Exhaustion」（0地点、2024年）、「堀江家（仮）」（ギャラリーエッセ、2019年）、主な展覧会に『「emerging artists」ー躍動する新進芸術家たちー』（札幌大通地下ギャラリー500m美術館、2021年）など。

画像：「家族の風景」2017年／530×530mm／キャンバス、油彩

山田大揮

YAMADA Hiroki

1994 年　旭川市生まれ
2017 年　北海道教育大学 岩見沢校 教育学部 芸術課程 美術コース 卒業
2020 年　北海道教育大学 修士課程 教科教育専攻 美術教育専修 彫刻分野 修了
インストーラー、テクニカル・コーディネーター。さっぽろ天神山アートスタジオを経て、札幌文化芸 術交流センター SCARTSで展覧会・舞台公演のテクニカルマネジメントを担当するほか、美術館やギャ ラリー、芸術祭やオルタナティヴスペースでの展覧会制作に携わる。本企画では展示構成を担当するほか、インスタレーション作品の制作も行う。

画像：アルス?¿テクネ展覧会in千歳 山田大揮/ 青木広宙「****のためのプロンプト」展示風景（千歳市民ギャラリー、2024年）

大崎晴地

Haruchi Osaki

1981年東京⽣まれ。2014 年東京芸術⼤学⼤学院美術研究科博⼠課程修了。
⼼と⾝体、発達のリハビリテーション、精神病理学の領野にかかわりながら、作品制作・研究活動を⾏っている。2023年アジアン・カルチュラル・カウンシルのグラントとして渡⽶。編著に『障害の家と⾃由な⾝体』（晶⽂社）。主な展⽰に「HYPER-CONCRETENESSーフィクションと⽣活」（京島⻑屋、2018）、「新しいルーブ・ゴールドバーグ・マシーン」（KAYOKOYUKI、駒込倉庫、2016）など。

画像：「エアーブランケット」2019年／エマージェンシーシート、布、ウレタン、石、サーキュレーター

KanoCo（赤川由加）

KanoCo (Yuka Akagawa)

KanoCo（⾚川由加）
「2015年にALSという病気になりました。それから⼝で筆を加え、色々な花の絵や動物の絵、詩を書くようになりました。体はいうこときかないけど、まだまだやりたい事は無限にあり、無限に叶えられます！KanoCo」
「私にかかった魔法」（「難病と在宅ケア」⽇本プランニングセンター、2019）、「絵を好きになったきっかけ」（「⽀援」vol.13、⽣活書院、2023）など。NCC ⻑崎⽂化放送でドキュメンタリー「ALSを⽣きる」「声をのこす」が放映。

画像：⼤崎晴地《エアーブランケット》 2019年／エマージェンシーシート、布、ウレタン、⽯、サーキュレーター

画像：「好きなものを探せ」2024年／アクリル、紙

倉富ニ達広

Taz Kurafuji

1987年東京生まれ。武蔵野美術大学油絵学科を卒業後、シンガポールに拠点を移し、インドネシアなど東南アジアで絵画・映像・インスタレーションを発表するアーティスト。2012年から現在まで、世界的消費財メーカーのP&Gでアリエール・ファブリーズ・SK-IIなどのブランドを手掛けるマーケティングディレクターとしても勤務。アートとビジネスの間を行き来しながら、異なる価値感や過去と未来の視点の衝突をインスピレーションとして精力的な制作活動をしている。

画像：「六甲の年輪を泳ぐ虎」、2024年（神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond 出展作品）／ステンレスミラー（8000mm x 4628mm）／制作協力：岩元航大、廣門晴人、KT&FS、トルク、なかの工芸株式会社、浅井楓人

髙橋侑子

Yuriko Takahashi

1998年北海道生まれ。2023年東北芸術工科大学美術科卒業、現在同大学大学院絵画研究領域在学中。身近なもの、出かけた場所をモチーフに絵画作品を制作している。主な展覧会として、「DOUBLE ANNUAL2023反応微熱-これからを生きるちから-」（国立新美術館/2023年）、「ニュー・ドライブ・マウンテン」（最上川美術館・真下慶治記念館/2023年）などがある。2023年 東北芸術工科大学卒業制作洋画コース最優秀賞、Idemitsu Art Award2023グランプリ。第33期佐藤国際文化育英財団奨学生。2023年度日本文化藝術財団奨学生。現在山形を拠点にドローイングを基にした絵画制作について研究・発表している。

画像：「会話」2024年／油彩、キャンバス／2273mm×2273mm